指輪アドバイザーの永吉花輪です。
お客様で、接客をしていると・・・
プラチナとホワイトゴールドの事を
「プラチナゴールド」「シルバープラチナ」「シルバーゴールド」
と呼んでいらっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに色は似てますよね。
だから、同じ物と思っている方がいらっしゃるんですよね。
わかっていないと、本当はプラチナを買いに行ったのに、
ホワイトゴールドを間違って購入してしまう事も・・・。
違いをちゃんと知ってこんなことが無いようにしましょう!
色には違いがあるの?
プラチナの色は、生まれながらの白色なんです。
天然の色だから、白い輝きを永遠に保ち続けることができます。
しかし、ホワイトゴールドは、もともと金色のゴールドに
他の貴金属を混ぜて白い色をつくり出しています。
例えるならば、プラチナはミルクで
ホワイトゴールドはコーヒーにミルクをたっぷり入れて
白く近づけているイメージです。
プラチナの白い輝きは人工的なものではなく、
内側からにじみ出る本物の輝きなのです。
重さには違いがあるの?
同じ大きさ、デザインのジュエリーを手にとってみると、
プラチナ製はずっしりとして、重量感がまったく違います。
同じデザインの指輪やネックレスがあったら是非手のひらに乗せてみてください!
また、一般的なプラチナのジュエリーであるPt900は
「プラチナ含有率90%」という意味ですが、
ゴールドのジュエリーとして一般的なK18は75%です。
純度にも実は差があるのです。
でも、なんで純度100%を使わないのでしょうか?
なんで純度100%が使われないの?
プラチナもゴールドも純度100%のままだと、
固すぎると金属が割れてしまったり・・・
柔らかすぎると、金属が変形したり・・・
ジュエリー加工に使うと、実は色々な支障が出てしまいます。
プラチナは、純プラチナのままですと固すぎて加工しづらいんです。
純度100%のプラチナに他の白い金属を混ぜ
敢えて純度を下げて加工をしやすくしています。
刻印を見て頂くとわかりますが・・・
Pt900と刻印されているものが純度90%。
Pt850と刻印されているものが純度85%を表しています。
またゴールドは、純金のままで製品にすると、
その柔らかさの余り、指輪やネックレスが簡単に
摩耗したり、変形したりしてしまいます。
柔らかさをちょうどよくするために強度を考て、
こちらも敢えて純度を下げて強度を上げています。
刻印を見てみるとK18と刻印してあると思いますが、
こちらは純度75%を表しています。
同じような色をしていますが、こんなに違いがあるんですね!
他にもありますが、代表的な違いを是非覚えてくださいね。
刻印の見方もわかりましたから、
プラチナを探しに行ってホワイトゴールドを間違えることもないです。
これで、自分のライフスタイルに合ったジュエリー選びをしましょう。
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